Prof. FUKUNAGA Masaaki, Ph.D.
日本のインド、南アジア地域の専門家。
南アジア地域の動向分析、インド社会構造、ヒンドゥー教聖地、ブータンの社会変化、ブータンの幸福論
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東京都生まれ。
1981年より1983年、北インドのワーラーナシー市 (Varanasi) にある国立バナーラス・ヒンドゥー大学(Banaras Hindu
University)大学院社会学研究科留学。インド社会成層研究、北インド農村社会研究、ヒンディー語を専攻、社会学(Sociology)により
Ph.D.学位取得。
南アジアにおける各国の社会動向分析、国際関係を主分野とする。
近年は、インドによる原子力・核兵器問題について積極的に発言しており、2008年には米印原子力協力について反対 を表明した。さらに2010年の6月以 来、日印原子力協力協定の締結交渉にも反対を論じている。
また、ブータン王国を対象とする研究・学会活動をすすめている。 ______________________________________________________________________________
<主な現職>
国内
岐阜女子大学南アジ ア研究センター センター長補佐(客員教授)
上智大学アジア文化研究所 客員研究所員
法政大学大学院講師
日本GNH学会 副会長・理事
日本・ブータン王国経済文化交流会 文化交流委員会委員長
特定非営利活動法人日印パートナーシップフォーラム 理事
公益社団法人 日本外国特派員協会 正会員・第二副会長(2012年度、2013-年度、2014-15年度)
海外
国際的な文化遺産に関する研究団体、The Society of Heritage Planning & Environmental Health、Director of Asian Region アジア地区理事。
インドのワーラーナシー市における親日友好のための民間組織、Indo-Japanese Friendship Association, Banaras, *IJFAB、バナーラス印日親善協会(インド) 日本側理事。
ブータン王国の首都ティンプーに所在する、私立の中高等学校であるRINCHEN HIGHER SECONDARY SCHOOL(リンチェン中高等学校)における国際教育担当 顧問。
インド社会学会(Indian Sociological Society) 終身会員(Life
Member)。
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<著作>
和文
『ブータン人の幸福論』(2012年、徳間書店)
『インド旅案内』(ちくま新書、筑摩書房)
『インド』(財団法人 海外職業訓練協会) その他多数
アジアを中心とする国際関係、社会情勢について、朝日新聞、時事通信、共同通信、世界(月刊・岩波書
店)、『時事Janet』(週刊・時事通 信社)など各種メディアにおいて解説と評論を発表。
2007年3月休刊の『世界週報』(時事通信社)では、南アジア関係の論考を多数寄稿した。
英文
インドの日刊紙The SANMARGの日本特派員。
The Economic Times、The Indian Express、The
Himalなど南アジア各種メディアにおいても多数の論考を発表。
Society, Caste, and Factional
Politics : Conflict and Continuity in Rural India, (Manohar Book
Service, New Delhi INDIA, 1993) があり、同書は2007年にイギリスより復刊。
<講演>
アジアを中心とする国際関係、国際交流について講演を行う。日本放送協会の海外向け国際放送、およびテレビ・ラジ オにおいて、国際問題コメンテーターを務める。自治体・NPO・地域主催の講演会において、南アジア、インド、ブータンなどについて解説。